吉岡徳仁がデザインした聖火リレートーチ
Image by: ©Tokyo 2020

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東京五輪の聖火リレートーチを吉岡徳仁がデザイン、アンバサダーに石原さとみら起用

吉岡徳仁がデザインした聖火リレートーチ
Image by: ©Tokyo 2020

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、東京オリンピックの聖火リレートーチを発表した。デザインは吉岡徳仁が手掛けた。

 聖火リレートーチは全長710mm、重量1.2kgで、モチーフには桜を採用。新幹線の製造にも使われている製造技術(アルミ押出成形)を用い、素材の一部に東日本大震災の復興仮設住宅のアルミ建設廃材を再利用した。吉岡は花びらから生み出された5つの炎が中央で一つになるように、聖火の形も設計。燃焼部には、火力の強い青い炎と触媒燃焼の2つの燃焼が聖火の赤い炎を支えるという仕組みが採用された。

 デザインを手掛けた吉岡は1967年生まれ。2000年に吉岡徳仁デザイン事務所を設立し、デザインや建築、現代美術の領域において活動している。自然をテーマにした作品を主に発表しており、これまでに国際的なアワードを多数受賞するなど国内外から高い評価を得ている。作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)やポンピドゥーセンターなど世界の主要美術館に永久所蔵。米Newsweek誌による「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれている。

 吉岡のデザインは、プロダクトデザイナーの深澤直人ら有識者を含めた2回の審査会を経て決定された。オリンピック聖火は「Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。」という東京オリンピック聖火リレーのコンセプトのもと、2020年3月から日本全国を巡る。

 これに合わせ、同委員会は聖火リレーの魅力を発信する公式アンバサダーを同日に発表。数々の大会の柔道男子60kg級で金メダルを獲得した野村忠宏をはじめ、射撃選手としてアテネ大会などに出場した田口亜希、女優の石原さとみ、お笑いコンビのサンドウィッチマンらが起用された。

■聖火リレートーチ製造共同企業体
聖火リレートーチ企画・デザイン:吉岡徳仁デザイン事務所
聖火リレートーチ筐体製造:株式会社 UACJ 押出加工
素材調達:株式会社 LIXIL
燃焼機構:新富士バーナー株式会社
燃料供給・燃料ボンベ製造:ENEOS グローブ株式会社

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