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2018年売れたブランド&2019年注目ブランドは?伊勢丹新宿店とファーフェッチで調査

 2018年も様々なファッションブランドが話題を集めたが、実際に売れたブランドはどこだったのか?今年は伊勢丹新宿店とファーフェッチ(Ferfetch)の各担当者に取材。「2018年売れたブランド」に加えて、2019年のファッションシーンを席巻しそうな一押しブランドを、メンズとウィメンズ別で紹介する。

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【伊勢丹新宿店本館・メンズ館】

 ハイブランドから新進気鋭のブランドまで取り扱う伊勢丹新宿店。本館3階にあるウィメンズの自主編集売り場「リ・スタイルプラス(ReStyle Plus)」と、メンズ館2階の「インターナショナル クリエーターズ」のそれぞれの売り場の担当者に「2018年売れたブランド」と「2019年売れるブランド」を聞いた。

<2018年売れたブランド:メンズ編>

■オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)

ブランド紹介:2013年にヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が設立し、日本には2014年に上陸。2018年は「リモワ(RIMOWA)」をはじめ、「モエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)」や「バイレード(BYREDO)」など様々な企業やブランドとコラボレーションし、ファッション業界を賑わせた。なお、ヴァージルは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ部門の新アーティスティックディレクターにも抜擢。メンズ館のインターナショナル クリエーターズでは昨年から引き続き「売れたブランド」に選出された。

<担当者コメント>

 ルイ・ヴィトンのクリエイティブディレクターに就任したことで、ヴァージル自身だけでなくブランドの知名度も上がった印象です。アイコニックでありながら、クリエイションは以前よりも洗練され、安定感のあるブランドに成長しています。

 

■ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)

ブランド紹介:デザイナーは山本耀司。今年は「サイボーグ009」や「レペット(Repetto)」とのコラボアイテムを発売したほか、2002-03年秋冬コレクションで発表した「エンジェルの羽」モチーフの復刻アイテム「ドクターマーチン(Dr.Martens)」とのコラボシリーズの復刻モデルも展開し、様々な層のファンを取り込んだ。オフ-ホワイトと同様に、インターナショナル クリエーターズから昨年から引き続き「売れたブランド」に選出された。

<担当者コメント>

 唯一無二のスタイルは既存顧客に支持されてます。わかりやすいメッセージやプリントのアイテムに加え、「ニューエラ(NEW ERA)」とのカプセルコレクションの展開もあり、最近では若年層にも人気があります。

 

■アンダーカバー(UNDERCOVER)

ブランド紹介:デザイナーの高橋盾が、文化服装学院アパレルデザイン科在学中の1990年に友人と設立。NIGO®や藤原ヒロシらとともに90年代の裏原ブームを牽引した。パリコレクションには2003年春夏シーズンに初参加。今年は1月に第93回ピッティ・イマージネ・ウオモで「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)」と合同ショーを開催したほか、「シュプリーム(Supreme)」や「ナイキラボ(NIKELAB)」、グラフィックアーティストのVERDYなどとのコラボレーションアイテムを発売した。

<担当者コメント>

 ピッティでのタカヒロミヤシタザソロイスト.との合同ショーに始まり、今年は様々なブランドとのコラボレーションを展開したことが話題となりました。以前よりも客層が拡大した印象です。

 

<2018年売れたブランド:ウィメンズ編>

■オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™

ブランド紹介:ストリートとラグジュアリーのテイストを巧みにデザインに昇華させた同ブランドはウィメンズにも人気。2018年春夏コレクションでは、「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」とコラボしたフットウェアを披露した。メンズ同様、昨年に引き続き「売れたブランド」に選出された。

<担当者コメント>

 ロゴなどの人気のアイコンをコレクション毎にアップデートしているため、ファンの継続的な購買に繋がっています。特にバッグやスニーカーはバリエーションが豊富なこともあり、国内外問わず、幅広い客層に売れました。

 

■リーフェ ジュエリー(RIEFE JEWELLERY)

ブランド紹介:宝石鑑定士の資格を持つ春井里絵が手掛けるジュエリーブランド。「with Strength (=強さという美しさ)」をコンセプトに、「誰にも左右されない"自分"を生きる人のシンボルとなるファインジュエリー」を提案している。2018年秋冬シーズンにデビューし、伊勢丹新宿店本館には11月にポップアップストアを出店した。

<担当者コメント>

 ファインジュエリーでありながらも、デザイナーのクリエイションが強く表現されています。デザイナー本人が宝石の鑑定資格を有しているため、石の質が良いアイテムが揃っていると思います。価格も買いやすい幅を提案していて、多くの顧客から"今までにないデザイン"かつ"買える"と評価されています。

 

■アウェイク(A.W.A.K.E.)

ブランド紹介:スタイリングやアートディレクション、写真撮影など様々な分野で経験を積んだNatalia Alaverdianが、2012年にイギリスで設立。映画や歴史上のキャラクターをはじめ、動物などから着想を得たテーラードコートやクラシックなデザインのシャツ、ドレスを中心に展開。日本の文化や歴史からもデザインのインスピレーションを得ている。

<担当者コメント>

 リ・スタイルプラスでは取り扱いを始めて2シーズン目になります。エレガントな中にもクリエイションが引き立つアイテムが特徴。売り場では、他のブランド合わせてもコーディネートが決まり、スタイリングの幅が広がるようなデザインが高感度な顧客や外国人の方に人気でした。

 

<2019年の注目ブランド>

■メンズ:アミリ(AMIRI)

ブランド紹介:デザイナーのマイク・アミリ(Mike Amiri)が2014年に立ち上げたロサンゼルス発のブランド。ハリウッドのクラブやアンダーグラウンド、ロックといった、 アミリ自身が影響を受けた音楽やカルチャーをアイテムに落とし込んでいる。

<担当者コメント>

 ヒップホップカルチャーが席巻している現在のストリートシーンにおいて、ロックカルチャーをデザインに取り込んだアミリは珍しい存在。その異色さにおいて、注目してきたいブランドです。

 

■ウィメンズ:サーロイン(SIRLOIN)

ブランド紹介:セントラル・セント・マーチンズを卒業した日本人の宇佐美麻緒とスウェーデン人のアルヴェ・ラガークランツ(Alve Lagercrantz)が2016年に創設。ブランドコンセプトを「最近のファッションは難しすぎる、もっと面白くたっていいじゃない!」とし、下着からアウターまで製作している。上海を中心にパリでもコレクションを発表。

<担当者コメント>

デザイナーの経歴、経験がコレクションに良く表れていて、ストリートやユニセックスが溢れる中で、まったく異なる切り口でアプローチしています。今までにないプレイフルなクリエイションでありながらも、女性の美しさを表現するスタイリングが良いと思います。

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